事業内容business

九州大学共同研究

部門概要

九州大学大学院システム情報科学研究院

タマリ工業共同研究部門

 

  • 九州大学協力教員(2名)
  • 九州大学大学院 システム情報科学研究院 池上  浩 教授
  • 九州大学大学院 システム情報科学研究院 中村 大輔 准教授
  • 九州大学出向    タマリ工業研究員(1名)

 

レーザプロセシングの研究開発をベースとしセンシングモジュール、AI開発等、レーザ加工への応用を目指いしています。

部門沿革

・2017年 8月 九州大学共同研究開始

        開発テーマ:4H-SiCレーザドーピング

・2019年 8月 九州大学SIPプロジェクト CPSシステム開発協力開始

        開発テーマ:リアルタイム観察システム

・2020年 1月 九州大学 綺羅コンソーシアム 参加

・2021年 4月 九州大学大学院システム情報科学研究院 タマリ工業共同研究部門 設立

・2021年 10月 JST A-step 研究成果最適展開支援プログラム 産学共同(本格型) 採択

        開発テーマ:「電動車両用駆動モータのステータの量産を可能とする平角銅線の

        AI制御高速、高品質レーザ溶接加工装置の開発」

研究開発内容

リアルタイム観察システム(センシングモジュール)

ゲート時間分解能2 nsの高速カメラを用いて、nsパルスレーザ照射時の材料温度状態を観察するシステムです。

用途例:パルスレーザアニールの表面温度解析

 

・装置構成

 加工用レーザと同軸に高速カメラを設置し、加工点の材料からの発光を観察することが可能となっています。

 

 

九州大学システム設置の様子

              九州大学システム設置の様子

・実験

 

 Siウエハにエキシマレーザ照射時の表面温度を2次元マッピングを行います。

 温度算出は、輻射発光の2波長の比で求める事が出来ます。今回の実験では750nmと850nmを観察しています。

 

     

 

 

 

・ナノ秒時間変化温度換算

 レーザ照射中心部の平均温度の結果と温度2次元マッピングを示しています。

   

 

 

 

・リアルタイム観察システム(AI解析)

タマリ工業製のLIM『Laser Inspection Meister』を使用し、レーザ加工・溶接中のサンプル発光輝度から温度換算2Dマッピングを動画を取得し品質評価AI解析を行うシステムです。

用途例:レーザ溶接溶け込み深さ判定、レーザ加工点モニタリングよる加工状態の評価

・システム図

 レーザ加工と同軸に設置したLIMにより加工点の温度動画を取得し、リアルタイムでAI解析を行い動画の分類を行う事が出来ます。

 

 

 

 

・レーザ溶接LIM動画AI解析

 レーザパワーを変えてレーザ溶接したデータを収集し、LIMの動画とレーザパワーをラベリングしてAIに学習をさせています。

 LIMの動画を入れることで、AIが加工がどの出力で行われてたか分類判別します。動画内での出力の安定性は%で確認できます。

 

 

 

 

 

 

これらのシステム製作も承っております。また九州大学での試験もお試しいただけますのでご相談ください。

 

お問合せ

819-0395 福岡市西区元岡744番地 九州大学伊都キャンパスwest2 635号室

九州大学大学院システム情報科学研究院 タマリ工業共同研究部門

窓口:菊地 俊文

e-mail : kikuchi@ees.kyushu-u.ac.jp

Phone : 092-802-3774

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